雑誌「安心」2005/11 にMIRACLE CUP掲載!

2005年11月号「安心」

2005年11月号「安心」

ブラジャーにはさむだけでバストが大きくなる、弾力がでると話題の遠赤外線ブラ

体があたたまり、血流量も大幅に増す

ブラジャーにはさむだけ美しく豊かなバストは多くの女性の憧れです。その実現に役立つ、まったく新しいバストケアグッズが登場しました。

その名は「遠赤外線ブラ」。

ブラと名付けられていますが、実際はバストパッドで、使い方はいたって簡単。普通のパッドと同じように、ブラジャーのポケットに入れるか、またはブラジャーと肌の間にはさむだけです。

そのようにして使っているうち、バストのサイズが大きくなった、弾力やハリが出た、形がきれいになった、という愛用者が続出しています。

パッドを当てておくだけで、なぜそんな効果があるのでしょうか。

遠赤外線ブラは、丸みをおびた作りで、見た目は普通のパッドとかわりません。その特徴は、使ってみて初めてわかります。

装着して20分もたつと、胸を中心に、体がホワホワと温かくなってくるのです。
ポカポカというよりホワホワと表現するのがピッタリの、とても気持ちいい温まり方です。

ここに、「遠赤外線ブラ」という名前のゆえんが隠されています。このパッドは、遠赤外線を放射する特殊素材でできており、その作用で体が温まるのです。

といっても、その遠赤外線は、パッドが作り出すのではありません。

じつは、私たちの体の表面からは、絶えず遠赤外線が放出されています。遠赤外線ブラは、それをとらえてため、逆に体に向かって放出します。

つまり、遠赤外線ブラを使うと、「自前の遠赤外線」を有効利用して、温熱効果が得られるのです。

体が温まれば、その部位の血流はよくなります。遠赤外線には血流を促す直接作用もあることが知られており、遠赤外線ブラは、二重の意味で血行促進に役立つことになります。

東京電機大学教授の町好雄先生が行った実験では、遠赤外線ブラを使うと、実際に血流量が大幅に増加したという結果が出ています。

性ホルモンの分泌が促される

遠赤外線ブラにはもう一つ、ユニークな作用のあることがわかっています。それは心身の「リラックス効果」です。

このことも、町先生による実験で確かめられています。遠赤外線ブラをつけた被験者の脳波を調べたところ、リラックス時に出るα波が、脳の広範囲に強く現れたというのです。

人体のホルモン、とくに性ホルモンの分泌は、十分にリラックスしているときに促されることが知られています。

そこで、右の実験結果から、遠赤外線ブラは、温熱作用と血流促進作用で体の代謝(物質の変化や入れ替わり)を高める一方、ホルモン分泌を促して、美しいバストづくりに効果を発揮するのではないかと考えられています。

遠赤外線ブラの愛用者に多い声を改めてあげてみましょう。

  • 小さかったバストが大きくなった(1~2サイズアップ)
  • 出産・授乳後に失われたバストのハリがもどってきた
  • 年とともに乏しくなったバストの弾力がよみがえってきた
  • たれていたバストが上向きになってきた
  • 濃かった乳首の色が薄くなってきた

バスト以外に、次のような変化を感じている人もいます。

  • 顔のシワやシミがへった
  • 肩こりが改善・解消できた
  • 冷え性がよくなった
  • 乾燥肌がしっとりしてきた
  • イライラが解消された

「なぜそんな変化が!?」とちょっと不思議ですが、前述のように血行と代謝がよくなり、女性ホルモンの分泌が促された結果と考えればうなずけます。

ただし、バストもそれ以外の面も、変化が現れるまでの期間は、人によって大きく違うようです。

遠赤外線ブラは、その丸みにバストが心地よくおさまり、とても軽いので、違和感なく使えます。洗っても効果が落ちず、半永久的に繰り返し使えるのもうれしい点です。

乾きが早いので、通常、夜洗って干しておけば、また翌日使えます。

ちなみに、私自身は、使い始めてまだ10日ほどですが、少しずつバストに弾力が出てきたようです。

今後が楽しみです。

遠赤外線ブラを着けると血液量が増大し脳も十分にリラックスすると実験で確認

東京電機大学教授・工学博士 町好雄教授

体が出す遠赤外線をためて再放射する

東京電機大学教授・工学博士 町好雄教授遠赤外線」というと、まずコタツなどの暖房器具を思い浮かべる人が多いでしょう。

しかし、遠赤外線は、そうした器具に限らず、私たちの体からも出ています。

一般にいわれる私たち人間の体温は、約36.5度です。熱も光や音と同じように一種の波であり、温度によって波長が違います。

体温を光の波長に変換すると5~10μm(ミクロンメートル=1mmの千分の1)で、ちょうど遠赤外線の波長にあたります。つまり、私たちは、体温を遠赤外線という形で、絶えず体外に放出しているのです。

遠赤外線が、保温効果や血行促進効果をもつことは、よく知られています。しかし、私たちの体から出る遠赤外線は、通常、放出されっぱなしで、有効利用されることはありません。

では、もし体表面から出る遠赤外線をためて、逆に体に向かって放出するような素材があったらどうでしょうか。
それを肌に当てておけば、体から出る遠赤外線が有効利用できます。

じつは、この発送を実現した画期的な新素材があります。
この新素材は、特殊な発泡体で、細かい穴が多数あいた構造をしています。そこにたまった空気が蓄熱効果を発揮し、遠赤外線を一時的にためます。

そして、さらに保温・血行効果の高い8~14μmの遠赤外線として体表面へ再放射するのです。

この新素材を使った製品としては、マットレスや腰に当てるベルト、リストバンド、アイマスクなどがありますが、なかでもユニークなのが「遠赤外線ブラ」です。

これは、適度なふくらみをもったパッドで、女性がブラジャーの内側にはさみ込んで使えるようになっています。

代謝やホルモン分泌が促進される可能性

比較

その本体は前述のとおり特殊な発泡体ですが、パッドの外側は遠赤外線を反射する鏡のような役目をする素材でコーティングされています。

これにより、肌から出る遠赤外線を、逃がさずとらえて反射できるのです。

私が調べたところ、遠赤外線ブラを装着すると、その部分の体温が明らかに上昇することがわかりました。

また、上のグラフは、遠赤外線ブラを装着したときとしないときの血流量の変化を比較したものです。
装着7分後くらいから急激に血流量が増していくのがおわかりでしょう。装着しない場合と比べると、20分後にはその差は歴然です。

遠赤外線ブラの使用によって、脳波がどう変化するかも調べてみました。脳波のうち、心身が十分にリラックスしているときに出るのがα波です。

上図は、遠赤外線ブラ使用前・使用後のα波の出方を示したものです。

使用後は、α波が広がって脳全体から出るようになり、しかもレベルが高くなっています。
これは、遠赤外線ブラの装着により、リラックス効果が促進されたことを意味しています。

ひとくちにリラックスといっても、脱力するだけではα波は出ません。
頭に雑念がない本当のリラックス状態になって、初めてα波が出るのです。
この実験結果は、遠赤外線ブラが真のリラックス状態をつくる大きな助けになることを示しています。

こうした健康効果を目的に開発された遠赤外線ブラですが、愛用者がふえるにつれ、思いがけない効果もあることがわかってきますした。

愛用する女性の間で、「バストが大きくなった」という声が相次いだのです。

血行がよくなり、リラックス状態になれば、当然、体の代謝(体内での物質の変化や入れ替わり)やホルモン分泌は促されます。バストが大きくなった人が続出したのは、その結果ではないかと推測できます。

手軽に使えて、すぐれた血行促進効果やリラックス効果をもち、おまけに美しいバストをつくることができるなら、女性にとっては非常にうれしい製品といえるでしょう。

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